冬になると、街角の屋台でふわっと甘い香りがしてきて、「あ、たい焼き(붕어빵)の季節やな」と思います。
今日は、私が密かに大好きな韓国のたい焼きについて紹介したいと思います。
屋台で気軽に買える冬のおやつ
そんな韓国の冬定番おやつ・たい焼き。
実は日本と同じ形なのに、韓国では呼び方が少し違います。
- 붕어빵(プンオパン)
- 잉어빵(イノパン)
どちらも “魚の形をしたパン” という意味で、
붕어=フナ、 잉어=コイ を指す言葉。
地域やお店によって呼び方が分かれることがあるだけで、
中身も形もほぼ同じ“韓国のたい焼き” と思ってOKです。
韓国のたい焼きは、とにかく 小さめでパリッと軽い。
日本のたい焼きの半分くらいのミニサイズで、ちょこんとしていてとてもかわいい。

このまわりの生地がパリパリで、あんこは甘さ控えめ。

日本のたい焼きみたいに、
・小豆にこだわって
・生地にこだわって
・薄焼き・厚焼き…
みたいな職人感はまったくないんですが、
韓国の붕어빵って なぜか癖になるおいしさ。
たまにSNSとかでこだわりの生地とあんこを使ったお店とか、おしゃれな붕어빵屋さんをみることもありますが、私がおすすめしたいのは、普通の道の屋台で売ってる方です。
あんことカスタードの2種類をおいてるところが多くて、
長女はあんこが苦手でいつもカスタードを注文してます。
(手前のたい焼きがカスタード、後ろがあんこ)

韓国ではカスタードのことを 슈크림(シュクリム=シュークリーム語源) と言います。
私にはカスタードは甘すぎて、断然あんこ推し。
どこで買える?冬はそこらじゅうにある屋台

韓国では冬になると、通勤路・駅前・スーパーの前など、いろんな場所にたい焼き屋台が出ます。
- 近所のアジュンマの屋台
- スーパー横のキオスク
- 市場の中の小さいブース
たい焼きの他に、ホットクやオデン(おでんスープ)と一緒に売っているところも多いです。
あとめちゃ安い。
写真の屋台の場合は、3個2,000ウォンとか。

こんな感じで紙の袋にいれてくれるので、持って歩くとあったかくていい匂いがたまりません。

観光地じゃなくても、住宅街にも普通にあるので、見かけたらぜひ買ってみてほしいです!
韓国たい焼きの買い方のコツ
✔ 焼きたてを狙う
回転が速い屋台は基本外れなし。
お客さんが並んでいる屋台=焼きたてが多い。
✔支払いは基本現金。韓国在住なら振り込みも可
屋台の多くは現金のみ。
ただし最近は 口座振り込み(계좌이체) やQR決済がOKな屋台もあります。
旅行者なら小銭を少し持っておくと安心。
まとめ:韓国に住んで気づいた“たい焼きの魅力”
日本みたいに丁寧に作られたたい焼きとは全然違うけど、
韓国の素朴でパリッとしたたい焼きは冬のおやつにぴったり。
旅行で来た人にもぜひ食べてほしいし、
韓国に住んでる人も冬の楽しみとして一度買ってみてください。



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