韓国では今でも「虫下し(駆虫薬)」を飲む?本当に必要なのか調べてみた

韓国お役立ち情報

韓国では身近な「虫下し(駆虫薬)」

韓国に住んでいる方なら、一度は聞いたことがあるかもしれない「虫下し(駆虫薬)」。

日本ではほとんど聞いたことがなかったのですが、韓国では年に1〜2回飲んでいる人も多いようです。

薬局などで簡単に購入できて、しかも価格も安価。

以前、職場の同じく子どものいるスタッフと話をしていたときのことです。

うちの子たちが生野菜が好きだと話すと、

「じゃあ、駆虫薬ちゃんと飲ませないとね」

と言われました。

「何それ?」と聞くと、

「え?飲ませてないの?」

と驚かれ、必ず飲ませるようにとかなり真剣に念を押されたのです。

家に帰って夫に聞くと、

「絶対飲ませないといけないわけじゃないし、飲ませたいなら飲ませてもいいんじゃない?」

と、なんとも頼りない回答。

ちなみに夫は飲んでいません。

心配性な私は、そこから検索スタート。

そもそも駆虫薬とは?

左が錠剤タイプ 右がシロップタイプ

そもそも駆虫薬とは、体内に寄生した寄生虫を駆除するための薬です。

韓国語では구충제で通じます。

寄生虫の種類によって使用する薬は異なりますが、韓国の薬局で一般的に販売されているものは、主に腸内の寄生虫を駆除する目的で使用されています。

今でも飲む必要はある?

では、実際に飲む必要はあるのでしょうか。

昔は学校で集団駆虫が行われていた時代もあったようですが、衛生環境の改善などにより、現在では国が定期的な服用を推奨・義務付けているわけではなく、服用するかどうかは個人の判断となっています。

一方で韓国では、今でも駆虫薬を定期的に飲む人が多いのも現状です。

特に、生野菜や生肉、刺身などを食べる機会が多い人の間では、「年に1〜2回飲んでおくと安心」と考える人もいるようです。

わが家が迷っている理由

うちの場合は、

・子どもが生野菜大好き。トマト、ニンジン、キュウリなどを、生のまま味付けなしで好んで食べる。
・夫婦ともに刺身が大好き。月に2回ほど、近所のお店で刺身をテイクアウトしている。

うーん、これは飲んだ方がいいのかな……という印象。

韓国の衛生環境は昔に比べて大きく改善したと言われていますが、実際に生活していると、「これ、大丈夫?」と感じる場面に出会うことも多々あるしな…

韓国の駆虫薬によく使われる成分

そこで気になるのが、これがいったい何の薬なのかということ。

韓国の薬局でよく見る駆虫薬の代表的な成分は、主にこのあたりです。

  • アルベンダゾール(Albendazole/알벤다졸)
  • フルベンダゾール(Flubendazole/플루벤다졸)

アルベンダゾールやフルベンダゾールは、寄生虫が栄養源であるブドウ糖を取り込めないようにし、エネルギー不足にさせることで駆虫する薬です。

腸からの吸収は少ないため、一般的には副作用は少なめとされています。

副作用はある?

とはいえ、副作用がゼロというわけではありません。

腹痛、吐き気、下痢などの消化器症状が出ることもあり、まれではありますが、発疹や肝機能への影響などが起こる可能性もあります。

結局、わが家はどうする?

迷う。

どうしよう。

必要以上に薬は飲ませたくない。

もし本当に必要なら、国が今でも義務付けているのではないか。

でも、周りの韓国人たちはかなり高い確率で飲んでいる。

お腹に虫がいるかもしれないと思うと、正直ちょっと気持ち悪い。

……悩むなあ。

ということで、とりあえずまだ悩んだままの私。

薬局で買ったままとりあえず家の棚で待機させてました。

薬局で買った駆虫薬も、結局は封を開けないまま棚にしまっていました。

ところがある日、学校から帰ってきた長女が目をキラキラさせながら、

「オンマ!今日、구충제飲んだよ!」

と嬉しそうに報告してきたんです。

話を聞くと、通っている学童センターで無料で配られ、その場で飲んだとのこと。

「大きい薬やってんけど、ちゃんと飲めたよ!」

と、「褒めて!」と言わんばかりの笑顔。

「え、そうなん。すごいやん。」

とりあえず褒めたものの、私はかなり拍子抜け。

ちなみに、娘はその後も体調に変化はありませんでした。

なんか私、考えすぎてたんかな。

この勢いで次女も私も飲もうかな。

……と思ったものの、結局まだ薬は封も開けず、棚の中です。(決断力のなさ)

皆さんのご家庭では、韓国で駆虫薬を飲んでいますか?


※この記事は個人の体験と調べた内容をまとめたものです。駆虫薬の服用をすすめるものではありません。子どもに飲ませる場合や不安がある場合は、医師や薬剤師に相談してください。

コメント